撮像センサーと画質

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デジカメ世界においてここ数年
各社カメラメーカーは高画素化路線を邁進してきました。

小さな撮像素子にいかにたくさんの画素をいれるかで
競ってきたわけですが
今年に入ってその流れが変わってきたように思います。

高画素を抑えて、その分ノイズの少なさに力を注ぐようになりました。

しかし、一般的には高画素イコール高画質と思っている人が多いようです。

先日良いタイミングで画質比較できるチャンスがあったので
同じ画素数のカメラで撮像素子の大きさによる画質の違いはあるのか
の実験をしてみました。

写真左が比較的大きな撮像素子を持ったカメラ
写真右がかなり小さい撮像素子を持ったカメラ(推定1/3インチ)
両方とも300万画素のカメラで撮影してみました。

その結果は

撮像素子の大きいのと小さいのとではハガキサイズぐらいではちょっと違うかなあ
ぐらいでしたが拡大してみるとかなり違うという結果が得られました。

大きい方は奥行きがあり質感も高いですが
小さい方は平べったくなって絵みたいになっています。
木の枝を見るとかなり違います
これで同じ300万画素なんですから驚きです。

今回の実験では撮像素子は大きい方が画質には有利だとわかりました。

もちろんデジカメの画質を決めるのは撮像素子だけではなく
レンズや映像エンジンの違いも影響するでしょうが
その部分を差し引いたとしてもあまりある違いが得られました。

やはり撮像素子は、一画素あたりの受光面積が広い方が
ノイズが少なく画質には有利だと考えられます。
いくつかのメーカーが高画素化に歯止めをかけたのもうなずけます。

     ↓ ↓ ↓
部分拡大写真
写真左 大きめの撮像素子
写真右 かなり小さい撮像素子
撮像センサーと画質
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< 2025年07月 >
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